津島型を生み出した元祖の鍛冶屋、兼光の津島型 植木鋏を未使用でお売りいただきました。
津島型といえば、肩が大きく張り出し、持ち手の輪も大きいタイプの植木鋏です。そもそもは、愛知県津島地方の近隣にある瀬戸の瀬戸物を輸出する際に、大きな木箱をくくる縄を切る鋏だったそうです。その縄を切る鋏の形状を生かして植木鋏に仕上げたのが兼光という植木鋏鍛冶。その兼光が作った形が人気を博し、地域名を取って津島型として日本中に広がっていきました。
ということで、この兼光の津島型は、まさに元祖・津島型です。今回、お売りいただいたのは7寸穂長のタイプ。サビなども一切なく、非常にコンディションが良い未使用品としてお売りいただくことができ、非常に光栄に思っています。
状態が良いものに越したことはありませんが、兼光の島津型なら使用感があるものや多少のサビがあるものでも買取させていただきます。
また、KAIKAE.JPでは、口清、安広(大隅刃物店)、宮甚(大覚寺、野中鉄工所)、佐助、重春、貴輔、政平、平行作などの、植木鋏、キリバシ、刈込鋏を積極的に買取しています!